徒然なる日々

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『ZERO』 麻生 幾著

2005-03-13
日記っぽい
 通勤の帰り途では、本を読むことが多いんだけど。
やっと、この上下巻の大作を読み終わった。

20050313184202.jpg


全国公安警察の頂点に立ち続ける極秘組織<ZERO>は、その巨大さゆえ時代に適合できなくなってきていた。そんな時、警視庁公安部外事二課で中国を監視してきたウラの捜査官・峰岸智之は中国大使館による大掛かりな諜報活動事件の緒端を掴む。その捜査の最中、峰岸は元警察庁長官・鹿取が運営してきた大物スパイを巡り、すべてのウラ情報を握ろうとするZEROと激突する。ZEROによる執拗な妨害を受けながら、捜査を続行する峰岸。だが



この著者のって、確か『宣戦布告』を読んだはず。
日本人作家にしては、情報量は多いし、結構大きなテーマをなんとか纏め上げるだけの力量はある。

今回彼が選んだのは、『ZERO』という公安の頂点に立つ秘密組織。
日本と中国をまたにかけた大スパイ事件を追う、外事の捜査官 峰岸を主人公に
日中のエスピオナージュを語りつつ、国家とは?国益とは?個人と国家とは?と問うてくる。

我々が普段目にする警察像は、刑事分野がそのほとんどだ。
公安・外事といった部署は、ほとんど目にする機会は無いと思う。
ただ、その部署や人員は確実に存在し、国益という名の不確かなモノを守り続けている。

さてさて、そろそろ感想にいこう。
読後思ったのは、やっぱり未消化だったかってこと。

日本の公安組織
中国の公安組織と権力闘争
サイレント・サービスとも呼ばれる潜水艦の任務と現実

これを一纏めに書こうとして、書ききれなかった印象だ。
伏線もいかしきれてないものも散見するしね。
力作ではある、筆力もある、もうちょっとかな。

前よりは良くなってるけど、心理描写にはやや難がある。
登場人物の心理変化に、納得というか、しきれないものがあるんだ。
もうちょっと丁寧に書いて欲しいな。

文庫では、全3冊になって出てるようなんで、興味ある方はどうぞ。
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